予約していた「地球交響曲」のDVDが21日に届きました。
あまりメジャーな映画ではないので、ご存知でない方も多いと思うのですが、龍村仁監督の、ドキュメンタリー映画です。
http://www.gaiasymphony.com/guide.html
DVDに収められている一番から五番まで、全て見ているので急いで見ることもないのですが、第三番の星野道夫さんのパートがすごく好きで、やはり一番最初に観てしまいました。
もともと、星野さんは写真集とエッセイでしか存在を知りませんでした。
漠然としたイメージしか持っていなかったのですが、友人に誘われて観た「地球交響曲第三番」で強烈な印象を受けてしまいました。
この第三番の撮影直前に、星野さん自身は亡くなってしまいましたが、星野さんがいないという現実を、監督や星野さんの家族や友人たちが真摯に受け止めて、彼のことを語る姿に心動かされるものがあります。
この映画の中で、星野さんの毛糸の帽子が出てくるのですが、その映像を見るだけで泣けてきてしまうのです。
「地球交響曲」という映画自体、特殊だと思いますが、その中でもこの三番は特別というか、こういうことを書くと安っぽくなってしまいそうですが、「奇跡的」な作品じゃないかと思うのです。