そしてミケ猫さんを保護して1週間後、
再度実家に行ってきました。
仔猫は相変わらず人の顔を見ると「シャーシャー」と威嚇します。
まだまだ触ることもできそうにない様子。
前回も気になっていたのが、涙目っぽいこと。
あまり食欲もなかったし、長野は朝晩の冷え込みが
感じられるようになってきたので、ネコ風邪では…、
と思い、病院へ連れていきました。
病院に連れていく途中でもキャリーの中で唸りっぱなし。
1週間たっても全く人に慣れる気配がなく、こんな状態では
とてもじゃないけど里親を探すところまでいけないし、
今後どうしようかとウツウツとした気持ちに…。
病院で仔猫を診察してもらいながら
ネコの状況、実家の状況を説明すると、
獣医さんはいろいろなアドバイスをしてくれました。
一番驚いたのは、病院のスタッフさんが
タオルで包んだ仔猫をだっこして顔を撫でてあげていたこと。
全く抵抗しない仔猫にビックリ。
獣医さんいわく、
「この子は撫でられること自体は好きみたいなので、タオルで身体を
包んでだっこしてあげて、毎日少しずつでも撫でてあげるとすぐ人馴れしますよ。
この子より凄い(人馴れしない)子はたくさんいますよ〜(^^)」
あまりの威嚇の激しさにてっきり触れないものだと思い込んでいましたが、
さすが獣医さん、日々色々な動物と接しているだけありますね。
帰ってから、同じようにタオルに包んで顔を撫でてあげると、
ガタガタ震えてはいるものの、抵抗しません。
まだ怖いことは怖いんですね。
声かけしながら少しずつ、何回もだっこして撫でてあげて…
を繰り返していると、翌日には少し慣れてきた様子。
タオルで包む前は怒って前足で攻撃してくるけど、包んでしまえば大人しくなります。
そして次の日には、身体の震えも無くなり、喉をゴロゴロ鳴らすようになりました。
タオルが無くても触れるようにもなり、撫でられている時に
とても気持ち良さそうな顔をするようになりました。
最初部屋に入って、ケージ越しに顔を見ると、まず「シャー」と威嚇するのですが、
これはまだ仕方ないかな。条件反射みたいなもので(笑)
たった2日でこんなに変わるものかと驚いています。
威嚇は怖さの裏返しで、不安がなくなれば
ほんとは人懐こい子なのかもしれません。
とりあえず、少し前進できた感じで前向きになってきました。
ちなみに涙目はたいしたことないそうです(笑)
こちらも良かった良かった(^^)